突然ですが、40代社会人のみなさま 独学で英語を喋れるようになったらカッコイイと思っていますか?



このような英語習得の〝学び直し〟意欲がふたたび湧いたら、下記のような「スゴいor最先端の独学英会話勉強方法」をググりまくる40代はけっこう多いです。
- 独学で英会話を喋れるようになった人はいるのかな… それを真似すればイケるでしょ…?!
- 駅前留学や聞くだけCDは結局身につかないらしいけど、それじゃあ、もっと効率的な勉強法ってあるのかな?
- これだけ時代は進化しているんだから、最短の時間で最大の成果を手に入れられる超効率勉強法ってあるでしょ…?
結論から言えば、
独学で効率的な勉強法を探すより、「どうすれば継続できるか?」に焦点を充てて、成りたい目標・学習期間・学習予算をクリアにすることからが先決です。
DMM英会話歴5年で対面レッスン総時間 25,000分の私・ハタナケが、
これから英会話勉強をスタートさせる初心者へ、大切なメッセージをお伝えします。

現在もオンラインレッスン継続中。マスターレベル更新もそろそろ…?
この記事でわかること
個人差はあれど、英語が喋れる日本人に成るために必要なマインドセット・勉強法がわかる
独学勉強法を探し続けるより、見切り発車で1秒でもはやくスタートすることが大事だと確認できる
この記事を読み終えたら、すぐに申し込みすることが肝心ですよ。
目次
そもそも、独学で英会話を勉強する という考えから間違いである
あまりにも独学にこだわる英会話初心者が多いことにモヤモヤとしたので、独学の意味をあらためて調べてみたんですね。
そうしたら、腑に落ちましたよ。
独学(どくがく、英語autodidacticism)とは、学ぶにあたって、先達者の指導を仰ぐことなく独力[注釈 1]で目標をたてて習熟しようとする学習方法、能力開発の方法である。英語"self-taught" などとも言う。
Wikipediaより引用
学校に通わず先生にもつかず、独力で学ぶこと。「独学して中国語を習得する」
Weblio辞書より引用
「独学+英会話」この状況をわかりやすく言い換えると、
英語の文法構造や英単語の発音を熟知している人がまわりに居ない状態で、ラジオ講座や書籍やYouTube動画でひたすらインプットばかり続けている人 ではないでしょうか。
無理やりなこじつけかもしれませんが、
先達者や先生って教員免許や指導資格をもった人だけじゃなくて、英語を喋れる恋人や友人や周りにいる人すべてだと思うんです。
言語学習って、アウトプット(話す)しなければ英語脳と口に定着しないんですよね。
話し相手なくして英会話力は絶対身につかないんですよ、これは1万%の自信をもっていえることですし、厚切りジェイソンも共感してくれるはずです(笑)。

そういうとらえ方だとしても、一人で黙々とやる独学の英会話勉強方法は、目標達成を遅らせることになります。
アウトプットしたことに対する修正や課題を受けられない独学って、効率悪いと思うんですよ。
そうそう、独学を「自分で行う予習復習」と定義づけて情報発信されている方も見かけますが、
この記事では、辞書の定義と私の意見を重ねたうえで、独学は非効率だと申し上げておきますね。
【必読】フィードバックがない独学は目標達成を遠ざけている…??
マイペースで3年費やして日常英会話を習得した
1年間みっちり英語に向き合って日常英会話を喋れるようになった
どちらの選択肢が正しいとかの話ではありませんが、いずれにしても、独学期間中に英語を話せる第三者から発音の間違いや文法構造の誤りなどを指摘してもらえるような環境がないと、成長のスピードは高まりません。
独学だと、自分が正しいと思い込んでいる勉強方法や学習姿勢が外国人講師から見てズレているにもかかわらず、そのまま突っ走る可能性もあるわけですよね。
人に頼らず自分自身の試行錯誤で道を切り拓いていくことが学びだと信じている人に申し上げることはありません。
一番大切なことは、「英語を使える自分に成る」ことであり、その目標達成までの過程をなんとしても独学で切り拓くか・外国人からのフィードバックを得ながら走り抜けるか の違いだけです。
私は超凡人なので、多言語を教えるプロの外国人講師のサポートやフィードバックがないと成長ができないと判断したから、DMM英会話で学習しているわけなんですね。
英語を話せるようになるには、〝恥〟と〝挫折〟と〝失敗〟から逃げてはならない
「英会話・独学・勉強方法・おすすめ」これらのキーワードで検索する人の深層心理を読み解くと、
- 予習復習を空き時間で詰め込んで、なるべく恥をかかないカタチでネイティブと英会話にのぞみたい…
- なるべく少ない勉強量(努力)でかんたんに英語を話せる方法があるはず…
- おすすめの勉強方法を実践すれば、失敗と恥をかかずに喋れそう…
このような心理が見え隠れしています。
5年近くオンライン英会話を継続して、外出先の外国人に話しかけたりする私から言わせると、
1秒でも早くネイティブと喋れる環境を手に入れて「恥と挫折と失敗」に慣れることから、英語脳はじっくり養われていきます。
勉強に費やせる時間が限られているからなるべく効率的な方法で喋れるようにならないか…?と模索する姿勢はわからなくもないですが、
他言語学習や習得ってそんなに甘くないんですよね。
表現したいけれど表現できないもどかしさや、言葉に詰まって空白の5秒間が過ぎ去るだけのむなしさは、 英会話を勉強するうえで欠かせない体験です。
挫折も恥も失敗も一見マイナス要素に捉えがちですが、英会話スキルを向上させるうえで避けては通れない、必要な体験です。
英語通訳士も英会話教室で教えている日本人講師も、表現できないもどかしさや恥ずかしさから逃げずに学びを続けたから、英語を話せるようになっているんですよ。
逆にいうと、
これ以上恥をかきたくないとか、一度たりとも挫折したくないなどの準備だけ完璧主義者の人は、英語習得はまず無理でしょう。
スベるのが前提なんですよ、英会話学習なんて。

DMM英会話公式サイト・「メダルコレクション」より引用
あわせてお伝えしたいのが、なんとか英語で話そうと試行錯誤している日本人を馬鹿にする外国人はいません。
これまで31か国の英会話講師とアメリカ軍人相手に英会話してきた経験からも断言できます。
【これが真実】独学で超効率的な英会話学習は、探すよりも自ら編み出していくことがチカラになる
日本人同士が日本語でコミュニケーションすること自体が簡単でもないのに、
母国語以外の第二言語で価値観も習慣も文化も歴史もちがうネイティブと対話するのですから、相当にしんどいものです。
しかし、机の上の詰め込み勉強だけでは学べない、リアルな人間との英語コミュニケーションを1回でも多く積み重ねることで、英語の表現力も向上していきます。
これは間違いないです。
「超効率的英語学習!!」というキャッチコピーの書籍の内容も、ネイティブとの対面で〝何度もなんども何度も〟実践するからこそ、英語脳へと仕上がっていくものです。
ノウハウや学習方法を手に入れただけでは身につかないのは当たり前ですよね。
考えてもみてください、有益無益の情報があふれるインターネットが無かった時代、福沢諭吉や夏目漱石はどのようにして英語を学んでいたかというと
- 英語の原書を読みまくる・音読しまくる
- 外国人に話しかけてみる
- 英語の原書を読みまくる・音読しまくる
このサイクルを延々と繰り返しただけです。
偉人たちは地味なことを地道に繰り返しただけ。
しかし、それを貫けずに「やっぱり、自分には無理だ…」と決めつけて止めてしまうから、いつまでたっても英語が喋れないわけです。
語学学習は、3歩進んで2歩下がる の繰り返しなんです。
最適な英会話学習は〝走らせながら〟体得していく
私自身も5年間オンライン英会話レッスンを継続していく中で、勉強方法はやり方をなんども変えています。
背中を押してくれそうな学習方法を模索する心理はじゅうぶん理解できますが、
失敗しない学習方法を探すことばかりにエネルギーを注いでいませんか?
それよりも、ネイティブと話すことに1秒でもはやくシフトしないと、英語習得はますます遠のくばかりです。
英会話学習を走らせながら浮かび上がってきた疑問点を洗い出して、
その時の自分に最適な学習方法を選べばよいのです。
1秒でもはやく外国人と喋ってみないと、英会話力向上のために必要な勉強方法って見つからないんですよ。
【必読】挫折しやすい独学英会話学習から継続するための3つのコツ
好奇心や向上心で英会話学習をスタートさせたものの、モチベーションが切れて学ぶことを止めてしまった人は多いはずです。
モチベーションが切れてしまう要因は、成りたい自分像 を明確にイメージしないからなんですよ。



このような薄い動機では、モチベーション維持としてパンチに欠けるので、以下の3つを定めておきたいものです。
ポイント
①成りたい自分像を明確に決める
②学習期間を決める
③毎月の学習予算を決める
1.成りたい自分像を明確にする
中学生レベルの日常英会話を身につけてインバウンド観光客へ地域を案内するガイドとして携わりたい
外資企業の入社条件がTOEIC850点以上なので、かならず獲得するために
東京オリンピックのボランティアスタッフとして外国人選手や観光客の案内に携わりたいから
上記のような成りたい自分像を、具体的に決めます。
目標設定のポイントは、初対面の人の頭の中で映像化しやすいように、「いつまでに・どこで・どのように・どのレベルの」英語力を手に入れたいのかを、しっかり言語化することです。
ちなみに私の場合は、5年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、たくさんの外国人が来日されることを見越してツアーガイドができるレベルまで英会話力を身につける…と決めました。
最低でも中学生レベルの日常英会話は身につけなければ…とも考えていましたね。
2.学習期間(ゴール)を決める
英会話学習が挫折しやすい要因の一つは、勉強期間の範囲を明確に決めないから です。
令和◯年の◯◯月まで みたいな、学習期間の終わりを具体的にイメージします。
ただ漫然と、
- 毎日勉強した方がいいだろう…
- とりあえず1年くらい頑張る感じでいいかな…
みたいなフワッとした期間をイメージすると、学習でつまづいたときに、「止めちゃってもいいかなぁ、結果出ないし…」と投げやり思考に陥りがちなんですね。
学習期間を明確に定めたことで、つまづいたときや成長をいまいち感じられない時でも
「あと1年半期間あるからそこまでやり切ってみよう…!!」
ポジティブ思考に切り替わりやすいです。
私の場合は、成りたい自分像の活動機会となる東京オリンピック・パラリンピック開催が4年後だったので、かなり猶予をもたせた学習期間設定にしました。
学習期間4年という猶予を持たせた根拠も、語学学習は継続こそが成功の素 だと分かっていたので、自分を追い込みすぎず怠けすぎないように4年間と決めました。
こちらの興味深い記事も参考にしてください。
記事内によると、英語を母国語とする外交官が、一番難しい言語の日本語を習得するまでに2200時間必要だとされています。
1日/8時間を毎日英語に向き合ったとして、9か月の期間を要するということです。
私のレッスン量なんてまだまだですね(苦笑
ネイティブとのマンツーマンレッスン分数を時間単位に換算すると約422時間ですから、勉強量が全然足りていませんね、精進しなければ。
3.毎月の学習予算を決める
文法構造も単語の成り立ちも異なる英語を喋れるようになるには、それなりの学習費用が求められることはお分かりでしょう。
ラジオ・テレビ講座 YouTube動画 書籍だけの低コスト負担で英会話を会得するなんてことは不可能に近いですからね。
自分が凡人であることを自覚したのなら、現在の収入/支出と照らし合わせて〝いくらまでなら学習費用をねん出できるか?〟を決めなければなりません。
とはいえ、理由①の成りたい自分像と理由②の学習期間が定まれば、月毎に支払う学習予算がある程度みえてきます。
なぜなら、成りたい自分像を実現するのに最適な学習手段の費用は、ネット検索すればすぐにわかるからです。
レッスン料金と学習方法を調べてみた
ということで、学習方法とレッスン料金を調べてみました。
英会話を学ぶ手段は大きく分けて「オンライン型・店舗来店型」の2つです。
他にもスマホアプリやNHKラジオ、書籍、ユーチューブ動画を使って学べるのですが、英語脳に仕上げるには外国人にアウトプット(喋る)しなければならないので、一方通行の学習方法は今回省きました。
ピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
参考
自宅や外出先から世界各国の講師と対面レッスンできる「オンライン英会話型」
月/¥6,000~¥10,000
例:DMM英会話
参考
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1日/¥9,800(税込み)
例:【NEW】RIZAP ENGLISHから9,800円プログラムが誕生!1日完結型で英語力にコミット!
参考
都心部の駅に教室、ZOOMでライブ配信「駅前留学型」
月/10,000~¥20,000
例:NOVAの外国人講師がオンラインでレッスンを生配信!
※景気動向によって料金の変動があります。
成りたい自分像(目標)と覚悟を決める学習期間と必要なお金の情報を仕入れて計画しておけば、学習意欲が下がることなく、淡々と英会話学習を継続できます。
まとめ
外国に住み続けている日本人でも日常英会話が喋れない人もいますし、
数十万~百万単位の留学費を投じて外国に住んだのにHallo! Good Morning! Yeah! しか返せない人もいます。
独学でインプットばかりしている人もいれば、
恥をかきながら・スベりながら・無力さを感じながら外国人にアウトプットし続けて成長する人もいます。
私は後者でありたいし、現実にそうです。
英会話をあやつる日本人講師ではなく、英語を喋る外国人へ会話を試み続けることがとても重要です。
独学自体は全く否定しませんが、インプット過多になっていませんか?
外国人相手にアウトプットできる環境を簡単に手に入れられる時代なのですから、活用しないのはもったいないなぁと思うんですよね。