乗客を運ぶタクシードライバーのお仕事をしていると、車内空間のニオイに敏感にならざるを得なくなります。
なぜならお金をいただく商売だからです。
無償ボランティアだったり気心知れた友人知人を運ぶだけなら、正直どうでもいいんですけどね(笑)
快適な車内空間とは、ゴミ・ホコリが落ちていないのはもちろんのこと、乗客に不快な思いをさせないためのニオイ空間を整えることだと考えます。
私が考える、不快な思いをさせないための配慮とは、ズバリ「無香空間」です。
クルマに設置する芳香剤はカーショップなどで多数ラインナップされていますが、不特定多数が乗車する運送業では、個人の好みがはっきりわかれる芳香剤設置は好ましくありません。

これこそがタクシー運送業の望むべき理想の姿であり、それに向けてせっせと消臭ケアに務めていたのですが、ある乗客がストレートに感想をぶつけてきました。

なんと!
無香空間に向けて設置するべき 消臭剤は設置してこまめに詰め替え
もおこない、乗車シート/シートベルトに付着しやすい皮脂も フクピカ 布シート
でこまめに拭きあげているにも関わらず、臭い……とな。
となると、疑うべきは私自身の体臭に問題があるということになります。
非常ーーに認めたくはないのですが…(苦笑)
ということで、アラフォー40代男性おじさんが 世界初ニオイ見える化チェッカー Kunkun body(クンクン ボディ)を購入して実際に試してみた結果をレポートしようかと思います。
目次
なぜニオイチェッカー Kunkun body(クンクンボディ)に決めたのか
スメルハラスメント(略してスメハラ)という言葉も、世間ではだいぶ定着しましたよね。
私なりの解釈でいえば、スメハラとは「体臭がキツい当人が悪意を持たずに社会生活上において他者を不快にさせてしまう切なすぎる状態」だと定義しています。
冒頭での乗客からのえぐすぎる指摘を受けて、自分の体臭が迷惑をかけているんじゃないかと危機感を覚えました。疑惑をもったら次は〝ほんとうに自分の体臭はキツいのか〟という確認を、個人の嗅覚に頼らない数値が示してくれる体臭計測ツールが欲しいと思いました。
いろいろリサーチした結果 Kunkun body(クンクン ボディ)は、
体臭が強く放たれる「口臭・あたま・耳のうら・わき・足の裏」5カ所のニオイ感知を数値で可視化してくれるポイントが分かりやすくて惹かれて購入しました。
他社製品ではニオイ指数をレベルゲージで表示していたりニオイ感知箇所が口臭のみの1カ所だったりで、なにか物足りなさを感じてしまったんですね。
その点、ニオイチェッカー・クンクンボディは
ポイント
3つの特徴が感じられたので、購入の決め手となりましたね。
正直、コニカミノルタという大手企業のブランドにも飲み込まれてしまった感はあります(苦笑)
ニオイチェッカー クンクンボディで40代男性の体臭チェックしてみた
体臭を測定する前に、まずは汗をかきましょう。
タクシーが汚れていたので、コイン洗車を終えたあと車ボディ全体についている水滴の拭き上げを行い全身運動を行いました。
えりあし・耳の後ろ・わき・足の裏にはかなりの汗をかいていることを実感できていました。
気象条件は以下のようになりました。
気温25℃ 湿度83%
ニオイ指数30以内であればスメルハラスメントではない体臭だと判断されます。
これまでに何度か運動後のニオイチェックを行いましたが、運動直後はそれほど臭くならないです。
ならば、汗をかいたあと清潔なハンカチやタオルでふき取らずに着ている長そでなどで汗をぬぐって、数時間経過したときの体臭はどうなるのか?
警戒レベルが発動しました(笑)
耳のうしろからも強烈な加齢臭を放っていますし、革靴内でこもりきった足の裏からもやや強烈な臭いを放っています。
ちなみに私は革靴内の消臭にも気を使っており、3組ある革靴をローテーションしつつ、消臭効果が期待できるハイドロテックのインソールを3か月に一度買い替えています。
そういった配慮を行っていても、体臭は放たれてしまうものなのですね。
では、入浴直後の体臭指数はどのような変化が見られるのでしょうか。
↓ ↓ ↓
はい、スメハラで訴えられる心配のない清潔な身体を手に入れましたね(笑)
もう一度お伝えしておきますが、コニカミノルタ的警戒ニオイ指数のボーダーラインは30以下です。
それ以上になるとニオイが気になるというサインですので「汗を拭きとる・制汗グッズで予防する」配慮が大事になってきます。
Kunkun body(クンクンボディ)は手のひらサイズのニオイ調査士である

カメラレンズケース?と思えなくもないオシャレケース
少し身が引き締まるかのようなプチ高級感ただようケースです。
ご覧のように手のひらにおさまるコンパクト設計でスーツパンツやバッグのポケットにも馴染みます。
ニオイセンサー部分を下にむけて右サイドにある小さなボタンが電源ボタンです。
小さすぎて指の腹では押し込めないことが難点でしょうか、爪先を使って Kunkun body(クンクン ボディ)の電源を入れる必要があります。
注意ポイント
すぐに使いたい…!というユーザーはつねに電源入れっぱなし状態で涼しい場所に保管しておきましょう。
ニオイセンサーが準備運動を終えて活動できるまでに20分以上かかります。
注意書きに「20分以内でも測定することはできます」とありますが、センサーが通電された状態から空気中のニオイをキャッチできるようになるまでに時間がかかるということですね。
思い立ったらニオイチェック…したい少しせっかちなユーザー(わたしです)は、電源OFFしないように心がけましょう。
職場や外出先から帰宅したら充電する癖をつければ問題ありません。
個人的な使用感としては、フル充電された状態から外出先で2回ほどのニオイチェックを行っても充電切れをおこすことはありませんでした。
コニカミノルタ公式サイトによると、フル充電からの持ち時間は約10時間で、充電回数は約500回が限度になります。
ニオイチェッカー Kunkun body(クンクンボディ)の設定方法
1)Kunkun bodyアプリをインストールする
Android端末からは「Google Playストア」という水色・オレンジ・赤色△マークのアイコンがあるはずです。
それをクリックして一番上の検索窓に〝クンクンボディ〟のキーワードを打ち込んでインストールすれば完了です。
iPhoneなどのiOS端末からは「App Store」をクリックして〝クンクンボディ〟のキーワードを打ち込みインストールで完了です。
こちらのロゴが目印ですね。
↓ ↓ ↓
クンクンボディアプリは無料でインストールできますので安心してください。
2)Kunkun body(クンクンボディ)のペアリング設定は「ボタン同時押し」が超大事
付属説明書に従ってペアリング設定をすすめてみてうまくいかない場合があります。
Amazonレビューでも「ペアリングできない!!」という嘆きが見えてきますね(笑)
まず、スマホ設定で「BluetoothがONになっている」ことを確認しましょう。これができていないことには絶対に使えるようになりませんので。
つぎに、クンクンボディアプリを立ち上げておきます。
スマホ画面上で「クンクンボディと連携しよう」という表示にしておきます。
つづいて本体右側の電源ボタンと本体表面の白いボタン(測定ボタン)を同時に3~5秒長押しします。
すると、測定白ボタンの下にある「測定LED」が点滅します。
↓ ↓ ↓
スマホ画面を確認すると、真下に『次へ』ボタンがあります。
測定LEDランプの点滅が早くなったあと、薄い状態からくっきり見える緑ボタンへと変化したら、ペアリング設定完了の合図です。
3)Kunkun body(クンクンボディ)アプリのアカウント情報を埋めていこう
- メールアドレス
- パスワード
- 生年月日
- 性別
- 身長・体重(任意)
をそれぞれ埋めていきます。
注意ポイントとしては、クンクンボディ・コニカミノルタからのメールが受信できるように、迷惑メール受信拒否設定の確認をしておくことです。
特にスマホキャリアメール(au docomo softbank)では、迷惑メール設定でチェックを入れているとクンクンボディ・コニカミノルタからのメールが届きません。
アカウント情報を埋めて、コニカミノルタからのメールが届いて、メール先のリンクをクリックすることでユーザーアカウント登録が正式に完了したことになります。
受信拒否設定の確認をもう一度おこないましょう。
ニオイチェッカー Kunkun body(クンクンボディ)体臭チェックの始め方
さぁ、メインイベントです(笑)
ブログ冒頭で乗客から指摘された「このタクシー臭いんだけど…」が、車内清掃不備によるものか乗務員の体臭によるものなのかを、ハッキリさせる世紀の審判であります。
その前に、 Kunkun body(クンクン ボディ)の使用手順を説明します。
Kunkun body(クンクンボディ)使用手順はこれだ
まず、クンクンボディ本体の電源がONになっていることを確認します。
↓ ↓ ↓

真ん中アイコンが緑色に点灯していればOKです。
つづいてクンクンボディのアプリを立ち上げます。
※アプリ立ち上げから測定可能になるまで、早くて40秒・遅くて1分かかります。
せっかちな私にとって、この待機時間はもどかしい(笑)
クンクンボディのアプリを立ち上げた後、スマホ画面・左上に注目して下さい。
「測定準備中です」もしくは「クンクンボディを探索中です」という表記から
↓ ↓ ↓
「測定が可能です」
とメッセージが表示されてからクンクンボディでの体臭チェックができます。
では、加齢臭発生ポイントでもかなりの香ばしいエリアで名をはせる「耳のうら」をチェックしてみましょう。
「耳のうしろ」アイコンをクリックすると操作方法の画面が表示されます。
ご覧のように、わかりやすいイラストとテキストで操作手順を示していますので安心です。
私が Kunkun body(クンクン ボディ)購入で心を揺さぶられた要因に「分かりやすさ・使いやすさ」がありました。
家電設定が苦手な女性でも扱いやすいシンプル操作だと思います。
耳のうらにクンクンボディ・センサーを当てたまま15秒ほど待機しますとチェック完了です。
※まれに測定不良になります。その場合は、クンクンボディ本体で空気をかき混ぜるように振って再トライするか別の場所のニオイチェックを行ったあとに試すと測定完了しますよ。
ニオイチェッカー Kunkun body(クンクンボディ)のまとめ
体臭に不安を抱えてもやもやするより、匂いを数字でわかりやすく可視化する手のひらサイズのクンクンボディを購入すれば、ニオイ対策への確信と安心を手に入れることができます。
活用してみての実感は「自分の体臭が社会に対して思っていたほど迷惑をかけていなかった」ということ。
とはいえ、加齢臭が出やすい特徴をもった40代なので手を抜けないスメハラ対策は絶対に欠かせません(笑)
数値で可視化されたデバイスツールを持ち歩くことで体臭ケアへの意識が強くなり、それが周囲への配慮にもつながりますから、おすすめしたいお役立ちツールですよ。
汗をかきやすい真夏の時期にも
実は臭くなりやすい冬場でも
ニオイに不安を抱える方はぜひチェックしてみてください。