このwebサイトのカテゴリー記事「40代の英会話論」では、オンライン英会話学習がもたらす効果や優れたコストパフォーマンスを伝えていますが、視点を変えればデメリットも存在するわけです。
5年以上も地道に英語学習を継続するなかで痛感したことですが、オンライン英会話学習とは、PC/スマホ画面越しの学習だからこそ起こりうる怠け心や、学習の分析と方向性を見出せない不安に毎日向き合わなければなりません。
怠けようが頑張ろうが誰も反応してくれないし、
英会話力の上達具合に応じた適切な勉強方法も、だれも教えてくれません。
それがオンライン英会話学習の基本的な在り方なんですね。
例えば、週5回はオンラインレッスンすると決意したのに、仲の良い友人や上司から飲みに誘われたので「明日から…」と先延ばし癖が強い40代は、
自分を律する信念が足りないので何らかの強制的なサポートや監視体制を整えないことには、ペラペラ日常英会話の目標にたどりつけないことでしょう。
この記事でわかること
◆どんなに些細なことでも、自分で決めたことを達成できなかった40代は格安オンライン英会話学習に向いていない
◆どうしても英語習得したいのなら、スパルタ式がっつりサポートの英会話スクールで管理してもらうべし
目次
コスパ最強の格安オンライン英会話を活用できない人は「ちいさな約束を破る人」
小さな約束とは、たとえば、
- 健康維持や身体のシェイプアップのためにウォーキングする
- 足元をみられないように革靴やスニーカーの手入れをする
- 数年も放置されている破れた網戸や障子を張り替える
- 気分を変えたいから部屋の模様替えをする
- 情報発信力を鍛えるためにブログを開設する
のようなものです。
これらって、今日出来なくても明日できなくても明後日しなくても、日常生活にまったく問題ないですよね?
すべてが自分自身との約束事ですから、給料が減るわけでもないし友人から縁を切られるわけでもない。
でも、
自分自身との約束を破っているわけです。
なぜなら、「する」と決めたことだから。
すると決めたのに、明日から…明後日から…来週からでいい……と実行を先延ばしにしがちな人は、アウトプットの場所として最適な学習方法のオンライン英会話スクールだと知ってもその日に申し込まないでしょう。
仮に申し込んだとして、そのあとの英語学習が継続できないはずです。
物事の先延ばしグセのある人がなぜオンライン英会話に向かないのか、
その理由をもう少し掘り下げてみます。
自分との約束を破る人が格安オンライン英会話学習に向いていない3つの理由
理由1.スクールは最適なレッスンを〝選んでくれない/教えてくれない〟から
英会話初心者にとって最初にぶちあたる壁は、〝どの教材やレッスンプログラムから始めたらいいのかわからない〟というものです。
ハッキリ言って万人にあてはまる最適学習方法など存在しないので、まずは、自分なりに模索するしかありません。
この、〝模索する〟〝試行錯誤をくりかえす〟作業が苦痛に感じる人はオンライン英会話学習に向いていないんですよね。
例えばオンライン英会話スクールに入会したものの、教材が十数種類も用意されていて、数十か国の外国人講師がピンからキリまで在籍していてレッスンコースも豊富にある。
選択肢が多すぎるがゆえにどれを選んだらいいかわからなくなり、勇気を振り絞ってレッスンに挑戦してみたら思っていたよりも英語が喋れなくて挫折して止めてしまう…
このような英会話初心者は多いでしょう。
貴方のすぐそばで外国人講師がマンツーマンで付き添って手取り足取り教えてくれる特性を持った学習方法ではないので、注意が必要なんです。
ちなみに、5年続けた経験からは以下の記事が参考になるかと思います、ぜひお読みください。
オンライン英会話歴5年の後悔?初心者に戻るなら絶対やる英語脳のための学習方法
いちばん読まれている記事がコチラです。
↓ ↓ ↓
英会話初心者はDMM英会話の教材【Convesation(会話)】をひたすら1年間取り組もう
理由その2.スクールはレッスン効果を高めてくれる学習方法を〝直接教えてくれない〟から
残念ながら、25分のオンラインレッスンだけでは英会話力向上にそれほど役立ちません。
生身の外国人と豊かな会話を交わすためには
聴く(インプット)
↓ ↑
書く(アウトプット)
↓ ↑
読む(インプット)
↓ ↑
話す(アウトプット)
これらを永続的に回し続けることで可能になるものです。
極論を言えば、25分のオンラインレッスンを活かすも殺すも、予習復習のインプットにどんな学習方法を選んで実践したかで、英語脳への定着に大きく関わってくるんですよね。
日常英会話を習得したいのにビジネス用語や研究用語を一生懸命学んでも的外れですし、
外資企業の会議もそつなくこなせるTOEICスコア800点以上獲得のために日常英会話レベル400点の勉強をつみ重ねても、努力の無駄打ちです。
学習効果を高めるための最適な学習教材や方法をもぎとるくらいの積極性をオンライン外国人講師に示さなければ、
答えは返ってきません。
「どの学習方法が最適ですか?」なんて英語表現できないからジレンマが止まりませんけれども(苦笑)。
理由その3. 自己管理力が低ければオンライン英会話のうま味を引き出せないから
ここまで読んでいただいてうっすら掴めてきたでしょうか。
オンライン英会話スクールはその豊富な教材と多国籍な外国人講師を24時間在籍させることによって、忙しい現代人にも英会話学習がしやすいような環境を整えていますが、最適な教材選びと外国人講師を「選ぶチカラ・決めるチカラ」が無ければ意味を成しません。
無農薬有機野菜とA5ランク最高牛と最高級包丁や鍋が目の前にあるのに、カレーを作ろうか肉野菜炒めがいいかずーっと悩んでいる優柔不断男みたいです、それじゃダメ駄目(苦笑)。
例えば私の場合、
月~金曜日のPM7:00にオンラインレッスンをすると決めて、多国籍な文化と習慣を学ぶためにDailyNewsという教材を選び、レッスン終了後には音読を3回繰り返して大学ノートに英作文をつづるルーティーンは、すべて日常英会話力を身につけるために必要だと判断したからそうしています。
予定して実行に移して自己分析して成長がいまいち感じられなかったらやり方を変える。
その時間帯にレッスンをすると決めたら友人の誘いも断って淡々と実行する。
誘惑を断り、未来の自分の生活を良くするためにやるべきことを実行するには、〝自分に課した小さな約束を守って結果を示してきたから〟 この積み重ねがないと実行力は身に付かないんですよ。
小さな約束を守っていけば、ちいさな自信がつきます。
自信がつけば、計画したことを実行に移せる決断力も身に付きます。
決断力があれば100%の正解を求めすぎずに60~70%の選択でスタートできるんですよ。
選択した結果をふまえて次回の学習に活かす…この繰り返しを、自分自身でやり抜ける素地がないとオンライン英会話学習は厳しいと思います。
己への小さな約束、、何度も破っていませんか??
まとめ:自己管理力=個別カスタマイズ力=英語を喋れる自分
人間関係にも金銭的にも影響をおよぼさない〝自分との小さな約束〟を淡々と成し遂げるからこそ、自己管理力が養われていきます。
少なくとも、私はそう確信しています。
自己管理力=決断力×実行力という公式が、40数年の人生経験の中で創られました。
その決断力と実行力を養うのも、自分との小さな約束事を守るからこそです。
オンライン英会話が月額¥7,000前後という格安コストで提供できるのは、
目標達成までの教材・講師選び/時間配分/予習復習のやり方などの学習スケジュール管理をすべて生徒の自己管理力に任せているからなんですね。
性格もそれまで生きてきた環境も取り組んできた仕事も違う、自己管理力が弱い英会話初心者に目標達成させるとするなら、個人の特性にぴったりフィットさせるカスタマイズプランで厳しく対応しなければならないでしょう。
つまり、指導力と実績をもった講師に学習プランをオーダーメイド化してもらい、ケツを叩いてもらうわけです(苦笑)。
モチベーション維持を自己管理力に頼るのではなく、
他者の寄り添いで助けてもらうわけですね。
これまで自分がどのような選択と決断と行動を積み重ねてきたかで、英語習得にかかわる最適学習方法も変わるはずです。
自己管理力ありきの格安オンライン英会話スクールにこだわるのではなく、
最短時間で最大の成果を手に入れるための個別カスタマイズプランを提供する英語スクールも選択肢にいれておいたほうがいいでしょう。
大事なことは、定めた目標を達成することなのですから。